Beachside Magazine vol.20 「春の嵐」

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三寒四温

春一番が吹いてからしばらくの間、桜が咲くほどの暖かい日がつづいたものの、一転、冬が帰ってきたかのような寒い日がつづきました。三寒四温という言葉で片付けるには、3月の寒暖の移り変わりはあまりに大きく、134号線も渋滞したりガラガラになったりしていました。

春の嵐

「外面的な運命は、どうにも避けようがなく、神のみこころのままに、すべての人とおなじように私をかすめていったが、内面的な運命は私自身の作ったものであり、その甘さやにがさも私にはふさわしいものである。だから、この内面的な運命にたいしては私ひとりで責任を負《お》いたいと思うのだ。」
ヘッセ

終わらぬ冬はない

冬はつらいだけですか?暗いし、寒いし、惨めですか?

冬が来れば冬を楽しめばいいと思うのです。冬もいつかは去ってしまうのだから、寒いうちに、夜が長いうちに、ホットココアのぬくもりが恋しいうちに、それを楽しめばいいと思うのです。
そういうふうにして何ヶ月かを過ごすうちに、ふと暖かい日差しに気付いて、それから海に行って、春が来たことを素直に喜んだらいいと思うのです。
常夏の国で寒さを知らずに暮らすのも、春夏秋冬を楽しむのも、どっちだっていいんです。環境が幸せをくれるのではなくて、そこに楽しみを見出す気持ちが幸せをくれるんだと、心の底から思うのです。

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編集後記

> ミウランドHPコンテストの授賞式に出席するため横須賀商工会議所へ行きました。横須賀は米軍施設が近くにあって、英語の看板が多く、独特の雰囲気がある街でした。
> ビーチサイドワークにとっても3月は大変な時期でした。嵐は1ヶ月におよび、周囲に迷惑をかけつつも、終わらぬ冬はない、と頑張る日々から得るものも少なくはありませんでした。まだ頭が正常に動いていないようで、奇妙な文章になってしまいました。
2004.3.23


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