Beachside Magazine vol.44 「湘南の文化分布」

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秋から冬へ

人も山もそろそろ冬の装いになってきましたね。
といいつつ僕はあいかわらずほとんどビーサンで過ごしています。
でもお客様先に伺うときには襟付シャツ、長ズボン、靴を着用します(お客様にもよりますが)。
海の近くの街のいいところは、今の時期でも、というか1年中都内でビーサンでいても違和感がないことです。

湘南の文化分布

東京と湘南では人々のファッションがあきらかに違います。文化が違う。
湘南でも地域によって違う文化があります。
勝手にカテゴライズして湘南の文化分布を考えてみました。

サーフ文化

見た目:いわゆるサーファーファッション。夏は短パンビーサン、ときどき半裸。
好きな音:ジャックジョンソン、レゲエ、ハワイアン、メロコア、サザン
分布:茅ヶ崎・藤沢・鎌倉・逗子
江ノ島より西の地域は平地が多い、町全体が比較的新しい、東側より波がある、といった理由から移住組が多いです。移住組の人たちはいわゆる海っぽい店をつくり、海っぽい生活をします。なので西側の方がビーチカルチャー度が高いです。

江ノ島より東の方が落ち着いています。
また、波質からロングボードが多いです。

アロハ文化

見た目:男子:アロハシャツ、女子:黒くて長い髪
好きな音:ハワイアン
分布:茅ヶ崎・藤沢・鎌倉・逗子
フラダンス、レイ、ハワイアンフード、アロハシャツ、ハワイアンキルト・・
湘南に住む多くの人はハワイの文化をこよなく愛しています。

日本文化

いうまでもないですよね。
鎌倉には寺社仏閣が多くあり、由緒正しい住人の方も多くいらっしゃいます。

マリン文化

僕が命名しました。要はヨット乗りの文化です。
見た目:ディンギーとクルーザーに大別される。
クルーザー乗りはポロシャツにデッキシューズに脛までの白い靴下。
好きな音:加山雄三、石原裕次郎、ベンチャーズ
分布:葉山

太陽族に端を発する、といったら語弊があるかもしれませんが。なかなかブルジョアな文化です。

オーガニック文化

これも僕が命名しました(別な言い方があると思うのですが)
見た目:長髪、長髭。エスニック系のでれっとしたファッション。
好きな音:トランス、太鼓、ダブ、レイブ、エスニック、
分布:葉山
オーガニックフードといわれるとても薄味な食事を好む。

シブヤ文化

夏、藤沢のビーチエリアは、近県からくる若者で溢れかえります。
極端に言えばシブヤが街ごと引っ越してきた感じになります。
見た目:ギャル、ギャル男、エセサーファー
好きな音:マイアヒ、サザン
分布:江ノ島東浜、西浜、鵠沼
※簡単なエセサーファーの見抜き方
この時期ネコも杓子も日焼けしているのでエセサーファーが見分けづらくなります。
腰の部分がゴムになっているトランクスをはいている人は間違いなくエセサーファー。

スポーツの分布

地域によって盛んなスポーツも変わってきます。
面白いことに、江ノ島より西ではサーフィン一辺倒なのに、江ノ島以東は、ウインドサーフィン、ヨット(ディンギー、クルーザー)、ダイビング、カヤックなど多様です。

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上の写真が壁紙になります。

編集後記

七里ガ浜のJ.J.MONKSが閉店してABCマートになりました。
そういえばサブマリンドックも閉店するのをやめたのかと思いきや閉店しましたね。あそこにも新しい店ができるのでしょうか。気になるところです。

2006.11.9


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