Beachside Magazine vol.66 「ビーチサイド流~夏を快適にすごす方法」

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節電が叫ばれている今年の夏。みなさまいかがおすごしでしょうか。
今回はビーチサイド流「夏を快適にすごす方法」を紹介したいと思います。

いまこれを書いているのは8月15日。今年の夏、ビーチサイドワークスのオフィスではいまのところ冷房をつけていません。
ちなみに今の室温は32度。僕は、トランクス一丁で、ほとんど汗もかかずに仕事をしています。
オフィスにはたびたび来客があります。僕が「冷房もなくてすみません」と言うと、多少お世辞もあるかと思いますが「大丈夫です、快適ですよ」と言ってくれます。

暑い、寒いという話をするときに、大抵はまず気温の話がでてきますが、実は、気温というのは、快適に過ごすためにそんなに大事な要素ではありません。では涼しく過ごすには何が大事なのでしょうか。

1.気温 ~外気温が適温~

夏バテしない一番のコツ。それはズバリ「エアコンを使わないこと」です。
涼しい部屋と暑い屋外を行ったり来たりすると、体が気温の変化についていけずに、だるくなってしまいます。体は数ヶ月かけて徐々に夏の暑さに慣れていきます。しかしエアコンのきいた部屋にはいると一瞬で体がリセットされてしまいます。夏に慣れた体がリセットされないように、エアコンの聞いた場所に行くときは、長袖を持って行くなどして、できるだけ肌に冷えた空気をあてないようします。電車やバスでは上から送風されることも多いので、帽子があるとベターです。
同様に冷たい飲み物や食べ物もとりすぎないようにしましょう。

体温に近い気温になると辛いけれども33~4度くらいまでであれば大丈夫です。
33度で大丈夫っていうのは無茶な話、と思う人もいるかもしれませんが、いくつかの条件を満たせばかなり快適に感じます。その条件は、風、湿度、服、輻射熱、です。

2.風 ~自然の風がベスト~

風速1メートルが体感気温1度に相当するという話は多くの人が耳にしたことがあると思います。風が汗の蒸発を助けて、体の周りの暖かい空気が取り除いてくれるので、涼しく感じます。

できれば自然の風、なければ扇風機を使います。

汗は蒸発する際に気化熱を奪って体を冷やしてくれますが、じとっと汗を書いた状態が続くとかえって暑く感じてしまうので、シャワーが浴びれるならシャワーでさっぱりする、できなければシートで拭きとるなどして、毛穴が塞がれないようにします。シャワーは熱くても冷たくてもだめで、体温くらいがベストです。

濡れタオルを肩にかけるなどして、さらに気化熱による冷却を強化することができます。
濡れたTシャツを背中に乗せて扇風機にあたると、相当な効果が期待できます。この方法はかなり冷えるので、冷えすぎに注意してください。

3.湿度 ~ビーチサイド流ではスルー~

海の近くは海が熱を吸収してくれるので、気温が上がりにくいですが、海水温が上がってくると海水が蒸発して空気が湿っぽくなってしまいます。
湿度があがると、汗が蒸発しにくくなって、暑く感じるようになります。
ビーチサイド流では湿度については、スルーします。笑

4.服 ~パンツを脱いでマイナス0.5度~

少なくとも室内では、服を脱げば涼しくなります。

個人的な体感温度としては、

  • 長袖から半袖になることでマイナス1度
  • タンクトップになってさらにマイナス0.5度
  • 上半身裸になるとさらにマイナス1度
  • 靴と靴下を脱いでマイナス1度
  • 半ズボンになることでマイナス1度
  • パンツ(下着)を脱いでマイナス0.5度

つまり、長袖と長ズボンと靴を履いている状態からトランクス一丁(下着なし)になることで、体感温度で5度下がるということですね。

ちなみに僕がふだん着ているのはサーフィンのトランクスだけで上半身は裸です。日中外に出るときは帽子とサングラスを着用、日差しが強いときは半袖のシャツをはおります。ビーチから離れるときにもシャツを着ます。

5.輻射熱 ~壁に直射日光をあてないことが大事~

エアコンをつけて室温が下がっているはずなのに、妙に暑い。さらに扇風機をつけたけど、変な暑さはおさまらない・・。
そんな経験、ありませんか?
その原因は輻射熱かもしれません。

太陽や焚き火や薪ストーブにあたって感じる暖かさを心理的なものだと思ってしまう人がいますが(もちろん心理的な暖かさもあるかと思いますが)太陽や焚き火や薪ストーブの暖かさ、これこそが輻射熱なのです。

たとえば、冬の夜に焚き火の近くにいると暖かく感じますが、このとき、その場の気温はほとんどあがっていません。これはどういうことでしょうか。

実はその答えは、小学校の理科で習っています。
太陽の光が空気を直接あたためるのではなく、太陽の光で温められた地面が空気を温める、という話、おぼえていませんか?
空気は透明なので、太陽の光=輻射熱は空気をほとんどスルーしてしまいます。太陽の光が空気を直接あたためることはほとんどありません。太陽の光は大気をスルーして地面をあたため、地面が空気をあたためるのです。
同様に太陽の光が体にあたると、体があたたまります。空気が体をあたためるのではなく、太陽の光が体を「直接」あたためるのです。

外気温が0度近くても、太陽に当たって、風を避ければ、寒さをほとんど感じることはありません。
逆に、外気温が30度を超えていても、輻射熱を避けて、風を取り入れると涼しく過ごすことができます。

たとえばビーチハウス。
砂の上に屋根がかかっているだけですが、風がよく通り、輻射熱が遮られているので、とても快適です(もちろん水着でいるというのも大きいです)。

大事なことは、日光を遮ること。
そして、これは知らない人が多いのですが、実は、輻射熱は、家や車の壁や天井からも発せられています。
直射日光があたって温められた車に乗って、エアコンをつけて室温を下げても、壁や天井から輻射熱が出ていると、冷房とストーブを同時につけているのと同じ状態になってしまいます。
家についても同じことが言えます。前述のエアコンと扇風機をつけても暑いという状況は、天井や壁からの輻射熱が原因でおきたものです。
天井に直射日光があたるのはしようがないとして、軒を深くするなどして(昔の日本の家は軒が深いです)、壁に日光をあてない工夫は必要です。
とはいえ急に軒を深くすることは難しい話ですので、ゴーヤ、植栽、すだれなどを活用するといいと思います。

ビーチサイドワークスのオフィスがあるアパートは、上階のベランダが軒のようになっていて直射日光があたらないので、風通しさえ良くすれば夏でも快適に過ごせます。
とはいえ、狭いオフィスに中年男2人と数台のパソコンと4つのモニタともろもろの機器が熱を発するので、窓とドアを全開にして、換気扇と扇風機で強制的に外の風をいれています。

さいごに ~無理は禁物~

ビーチサイド流「夏を快適にすごす方法」いかがでしたか。
「海の近くで半裸で生活しているからエアコンなしで生活できているのでは?」という意見に対しては否定しません。
多少なりとも参考になる点があればと思い書きましたが、
上の方法で快適に過ごせない場合は、エアコンをつけてしまったほうがいいかもしれません。
くれぐれも無理はせず、夏を乗り切ってください!

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上の写真が壁紙になります。

編集後記

オフィスのドアを全開にしているせいで、涼しくはなるのですが、蚊が入ってきてしまいます。この件については未解決です・・泣
2011.8.15

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