Beachside Magazine vol.7 「BeachCruiser」

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湘南でもっともポピュラーな自転車

湘南海岸公園から茅ヶ崎市の柳島青少年キャンプ場入口までの、全長8.4キロメートルのサイクリングロードは、ビーチを眺めながらジョギングしたり、サイクリングしたり、サーフボードを抱えて波を探す人で、いつも賑わっています。
ここではビーチクルーザーという自転車をよく見かけます。ビーチクルーザーとは、名前の示す通りビーチを走るための自転車です。とはいっても砂浜を走ることはさすがにできません。ビーチサイドを走る自転車、ビーチサイドクルーザーと呼ぶのが正解なのかもしれません。
東京では見かけることの少ないビーチクルーザーですが、湘南ではとてもポピュラーで、ビーチクルーザーをズラーっと並べている自転車屋さんも少なくありません。
自転車で海沿いの道を「クルーズ」するのは理屈抜きで爽快です。レンタサイクルもあるようなので、ぜひ!試してみてください。

ビーチクルーザーの特徴

・砂の溜まった道でも走りやすいようにタイヤが太い
・濡れた手でも握りやすいようにハンドル全体がスポンジで覆われている※
・裸足で乗っても痛くないようにペダルにはギザギザがなく平ら
・大きめに作られてクッションの効いたサドル
・丸みを帯びたフレーム。理由は不明。
・だいたいギアはついていない。すぐ錆びてこわれるから?
・コースターブレーキ(ペダルを後ろに回すとブレーキがかかる)※
・最多価格帯およそ2万円※
ビーチクルーザーの一番の魅力は何と言っても太いタイヤとまあるいフレームに代表されるルックスの良さです。(一口にビーチクルーザーといっても色々あって、ハンドルがプラスチックのものもあったりしますが、基本的なルックスは共通しています)
その使いやすさは、サーフトランクスいっちょうでサーフィンに行く時などに如何なく発揮されるものですが、もちろん普通に街乗りしても、そのマイルドな乗り心地※を堪能できるでしょう。
ただし、ほとんどのビーチクルーザーにはギアがないので、坂の多い場所で乗る方はご注意を!
※ハンドル全体がスポンジなのはサーフボードを傷つけないためという説も。
※サーフボードを抱えて片手運転しやすいから?
※最多価格帯2万円とありますが、これは本体価格であって、サーフボードのキャリアは別売りで約1万円、と以外に高く、「湘南の自転車業界は実はキャリアで儲けているんじゃないか」と考えてしまう今日このごろです。
※乗り心地としてはママチャリに似ています。

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上の写真が壁紙になります。

編集後記

> 湘南を走る自転車は塩のせいでとても錆びていますが、ビーチではそれでいいんです。錆びていても、やれていても。
日に焼けた自転車、日に焼けた街、日に焼けた看板、日に焼けたジーンズ、日に焼けた肌、日に焼けた海・・・。
来てください。日に焼けに・・・


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