Beachside Magazine vol.12 「HowToSurf 2」

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BeginnigSurfing後編

準備運動をしてから1ヶ月も経ってしまいましたが、早速海へ入りましょう!
市販の本にあまり書いていないコツをたくさん載せたつもりです。サーフィンが初めての人も上達しなくて悩んでいる人も海に入る前のチェックポイントとして参考にしてみてください。

立つんだ

海へ入って水をかきます。つまりパドリング。これが慣れるまでは全然進みません。サーフボードに対して後ろの方にに乗ってしまいがちなので、できるだけ前の方に乗ることと、胸をはり上体を起こすことがポイントです。このときアゴを引くと上体を起こしやすくなります
パドルで越えられない波がやってきたら、波の下を潜り抜けます。これがドルフィンスルー。これもできるまで時間がかかります。小さめの波から始めましょう。波に押し負けないように、ドルフィンスルーの前にパドルで充分にスピードをつけておきましょう。

1.波がやってきたら両手でサーフボードのノーズを沈めます。
サーフボードが沈むのに時間がかかる分、早めに始めます。
このときヒジを伸ばすのがポイント。

2 .右足(左足)でサーフボードのテールを沈めてサーフボードが水中で水平になるようにする。このときもう片方の足を上げると深く沈めることができます。(エアロビクスみたいな体勢ですね)

3 .波の白いワシャワシャ(スープ)の手前めがけて頭を沈める。
サーフボードを平行に保ったまま頭上を波が通り過ぎるのを待つ。
早いととひっくり返ります。

4 .浮上する瞬間に頭を上に向けて髪をきれいに後ろに流す。
水面に出た瞬間にすぐにパドル。

パドルとドルフィンだけじゃサーフィンじゃないですよね。サーフボードの上に立つことをテイクオフといいます。ポイントは、波に追いつかれる前にパドルで最大限加速しておくことです。だいたい5かきくらいでMAXスピードに達します。このスピードが速ければ速いほど楽にテイクオフできます。

波に押されて板が走り出したら両脇に手をついて立ちます。腰の上くらい、体からできるだけ近い位置に手をついて上体を起こします。ここが重心なのでそれより前だと安定が悪くなります。この時にレールを掴まないように。無駄な力が入ってしまい、バランスも悪いです。

テイクオフの最大のポイントは「下を向かないこと」。下を向くと前のめりになってしまいます。上体を起こしたパドリングができていて顔を上げたテイクオフをすれば成功率はグッと上がります。

いざ波に乗ったら、背すじを伸ばし膝をやわらかく曲げ後ろの方の手でバランスを取ります(レギュラースタンスの右腕)。このとき肩に力が入ってしまっていると前の方の腕が上がってしまいます。前の手を意識して下げるとバランスが良くなります。

体の中心であるお尻がサーフボードの真上にあれば合格。もし、ドンケツしているみたいな出っ尻スタイルだったら、顔を上げ膝を曲げて前の手を下ろしてみてください。正しいバランスを身につければ波を自在に乗りこなせるようになります。

・・とこんなところでビーチサイドマガジンでのSURFINGLESSONは終わりです。あとは海の中で上手い人を観察してみてください。一番ためになります。

アフターサーフは充分ストレッチを。翌日の筋肉痛がかなり和らぎます。

波情報いろいろ

いい波にのるにはまずは情報収集。ということで私が使っている波情報を紹介します。

SURF’S UP interFM/76.1MHz/(土)(日)5:00am~
毎週末、海へ向かう車の中で聴いています。ロングボーダーでもある堀内直子さんがDJ。湘南・千葉・伊豆・茨城などの波情報の元ネタは携帯サイト(↓)彼女の海を愛する気持ちが伝わってくる番組です。

WEEKEND CRUISE interFM/76.1MHz/(土)(日)6:00am~
ハワイアンでアイランド・ミュージック・バンドKawaihae(カヴァイハエ)のメンバーでボディボードもするというVance KさんがDJ。「Weekend Surf Report & Weather」のローカルサーファーによる湘南・千葉などのリポートはかなり良い感じです。

ウインド&ウエーブ FM横浜/84.7MHz/(月)~(金)9:28am
平日にサーフィンできない人は、フラストレーションが溜まるだけなので聞かないほうがいいかもしれません。

Trim Reort (http://www.hulafilms.com)
動画中心の湘南の波情報。毎日朝・夕更新。一部有料。

湘南の今日の波 (http://www.1173.co.jp)
毎日朝・夕更新。一部動画も。

携帯の波情報(有料) BEACH COMBING、波伝説、なみある など。
1日数回にわたって更新される全国各地の詳細な波情報がいつでもどこでも見れるので非常に便利。自分がよく行くポイントの登録や待受けのダウンロードができたりもします。

BEACH COMBING
フリーマガジン(年刊)
全国各地のポイントガイド、タイドグラフ(潮見表)、その他の情報満載なのにタダ!という嬉しい1冊。各ポイント近くのレストランや民宿などの情報もあり(しかもハズレ情報はほとんどない)いきあたりばったりのサーフトリップには欠かせません。毎年春ごろにサーフショップなどで入手可能。

壁紙ダウンロード

上の写真が壁紙になります。

編集後記

> vol.9で前編と言ってしまった手前、後編も出さないと格好がつかないということで今回もsurfingネタでしたが、しばらくは波乗りから離れようかと思います。何が来るかは・・・お楽しみに!


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