Beachside Magazine vol.40 「エコ」
花の季節
昨日の強風で梅の花が散ってしまったという話も聞きますが、来週には桜が咲き始めるとのこと。湘南もすっかり春らしくなってきました。
海ではワカメを採る光景をよく見かけるようになりました。また、潮干狩りもそろそろ始められそうです。
サーファーの数も徐々に増えてきて、134も渋滞することが増えてきそうです。
静かな季節も終わりを告げつつあります。
地球と台所
すこし昔の話になりますが、テレビである映像を目にしました。それはハワイにあるレイサン島に漂着するゴミの問題を取り上げたものでした。
日本からのゴミも漂着しており、その中に、皮肉にも「きれいな郷土は私たちの誇り」と書いた看板があるのを見て苦笑してしまいました。
日本もハワイも同じ地球にあるということ。もっと広げて考えれば自分の家の台所やゴミ箱が地球につながっているということ。
日ごろビーチサイドマガジンで湘南の素晴らしさを紹介しながらも、車や家やマンションが増えることを考えると・・すこし複雑です。
かく言う自分も湘南で生まれ育ったわけでもなく、車で移動することもとても多いです。
この問題に対して私自身すっきりとした答えは出ませんが、なかなか結論のでない難しい問題を論ずる一方で、明快にやれることはやる、という姿勢は大事じゃないかと思います。
以下、私の思いつく「やれること」。
ゴミを減らす
マメに分別する。
紙はできるだけ資源ゴミに。
ペットボトルの包装は剥いてプラスチックゴミに。
スーパーやコンビニでできるだけ袋をもらわない。
ファーストフードで「店内でお召し上がりですか?お持ち帰りですか?」と聞かれたら「店内で」と答える(過剰包装をなくすため)。
経済性にこだわる
アイドリングはできるだけしない。
燃費で自動車を選ぶ。
光熱費、水道代をできるだけ抑えるようにする。
サーフィン
サーフィンをするときは環境に優しいワックスを使う。
壊れにくい、自然に還るなど、自然に配慮したサーフボードも作られているようです。
普通のサーフボードは通常1年~数年と寿命が短く、また自然に分解されない素材でできているため、ゴミの問題があります。
自然に還るサーフボードの素材には、木や竹、ヘンプなどが使われているようです。
他にもいろいろあるかと思いますが(油や汚れをふき取ってから皿を洗うとか)、
人間の数が多いだけにひとりひとりの地道な積み重ねがとても大事だと思います。
WEBサイト紹介
見て楽しいスマートなコンテンツが世の中に結構あります。そのうちのいくつかを紹介します。
チームマイナス6%
環境省地球環境局が行っている温室効果ガス排出量6%削減を実現するための国民的プロジェクトです(ビーチサイドワークスも参加しています)。
サイトではCO2削減のための6つのアクションなどについてわかりやすく解説されています。
http://www.team-6.jp
everblue
海や自然を愛する人を対象に環境問題をとりあげたフリーペーパーです。
http://www.everblue-mag.com
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編集後記
湘南では雑誌や映画などの撮影がよく行われていますが、気になるのはロケバスのアイドリング。夏場はどうしてもエアコンが必要で・・といった事情もあるかもしれません。
でもできる限りアイドリングを止めて欲しい。サーファーでも着替え中にアイドリングしっぱなしの人がいますが、できる限りやめましょう。
まずはできることから!
2006.3.17