Beachside Magazine vol.68 「ベストシーズンオブ波乗りデビュー」
いい気候になってきて、ちょっと波乗りしてみたいなあ、と思っている人も多いんじゃないでしょうか。
以前にHowToSurf1と2という記事を書きましたが、
Beachside Magazine vol.9 「HowToSurf」
Beachside Magazine vol.12 「HowToSurf 2」
今回はさらに初心者向けのお話です。
春から夏にかけて波乗りをはじめる方は多いと思いますが、夏は暑いし混むしで実は初心者にはハードル高め。はじめて波乗りをするなら、ズバリ、ゴールデンウィークから梅雨入りまでの今の時期がおすすめです。
今の時期ならスムースかつスマートな波乗りデビューができる可能性大!です。
また、初心者だけでなく、子連れデビューも今がベストシーズンですよ~。
まずサーフボードをどうするか
サーフィンするにはサーフボードがないと話がはじまりません。
とはいえ、いきなりサーフボードを買うっていうのも抵抗がありますよね。
今回はなんとかサーフボードを持っている友達を見つけて誘ってみましょう。
残念ながら都合よく友達が見つからなかった場合、スクールを利用するという手もあります。
例) http://sakura-surf.jp
サーフボードは、できればロングボード、せめてファンボードが欲しいところ。
全員分のボードがなくてもかまいません。数人で1枚のボードがあればOK。
この時期は暑すぎず寒すぎずビーチですごすには最適。子供たちとビーチで戯れながら交代で海にはいったり、ゆる~く楽しんでください。
はじめての波乗りは予想以上に疲れるので、そのくらいのペースがちょうどいいと思います。
ビーチパラソルやビーチチェアを持って行って、ビーチでまったり、ついでにサーフィン、くらいのイメージで楽しむのも◎です!
ウエア
この時期は、かなり日焼けするのでハットと長袖の着用をおすすめします。
長袖はラッシュガード、なければ綿のTシャツでもOK。
保温・怪我の予防・日焼け対策のためにウェットスーツがあると安心です。
色々な形のウェットスーツがありますが、まずはじめに買うなら3mmのジャージ(生地の種類)のフルスーツ(長袖長ズボン)がいいと思います。
3mmは生地の厚さです。5mm/3mmでなく全身3mmのものでOKです。3mm/2mmなどでもOK。ジャージのフルスーツを通称ジャーフルと言ったりします。
安いものだと1万円前後からあるようです。
前述のとおり、ウェットがあった方がいいですが、なくてもできなくはないです。長時間は入れませんが、晴れていて風がなければ、
ちょっと波乗り→ビーチであったまる、の繰り返しで乗り切れると思います。
駐車場
今の時期は夏に比べれば渋滞も少なく、ほとんどの駐車場に並ばずに入れます。
ビーチの近くのシャワーが使える駐車場がオススメ。
晴れた日なら水のシャワーでも全然平気ですよ。
はいる場所
遠浅のビーチに行きましょう。
遠浅のビーチは、
- 波が小さくてやさしい(ことが多い)
- 水があったかい
- ボトムが砂なので怪我しにくい
- ショアブレイクが弱い(ことが多い)ので子供を遊ばせるのも安心
- 波打ち際で貝がらを拾ったりお風呂を作ったりして遊べる
湘南なら、材木座、由比ヶ浜、片瀬東浜、鵠沼、なんかが遠浅のビーチです。
こういったビーチは夏になると海水浴場になって日中は波乗りができませんが、今の時期なら大丈夫です。
もうひとつ大事なことは、人の少ないところを探すこと。
サーフィンには前乗り禁止とか色々なルールがありますが、
人の少ないところで、人が乗っていない波に乗るようにすれば、間違いありません。
波の高さ
ロングボードなら、うねりが少しでもあれば楽しめるので、天気予報で波の高さが0.5メートル以上あればOK。
波が小さいと空いているので、かえって楽しく遊べるかもしれませんよ!
逆に波の高さが2メートル以上あるときは、残念ではありますが、サーフィンデビューは延期しましょう。
時間
午前がオススメです。
午後になるとオンショア(海からの風)が上がってくることが多く、波が荒くなったり、砂が飛んだりで、海でもビーチでもサバイバルコンディションとなってしまいます。
午前中のピースなビーチで波乗りデビューを楽しみましょう。
陸でできるトレーニング
やる気まんまんにつき、家でもトレーニングをしたい!という人のために、ビーチサイドワークスが独自に考案したエクササイズを紹介します。名付けて、ビーチサイド流・テイクオフ・エクササイズ!
1. うつ伏せになって両手を肩の横で浮かせる。頭は浮かせる。顎を引いて前を見る。つま先は伸ばさずに立てる。
この体制でゆっくり5~10秒数えます。
→背筋が鍛えられちゃいます。
2. お腹の横に両手をついて上体だけを反らせるようにして持ち上げる。視線は前。
(ポイントは、”脇の下”でなく”お腹の横”に手をつくこと!)
1と2の体制を交互に5~10セット。
→腕の筋力が強化されちゃいます。
3. 視線を前方に固定したまま、左膝(グーフィーフッターの人は右膝)を
胸の下に滑りこませるようにジャンプして横向きにしゃがむ体制に。
後ろ足はあまり前に持ってこないで膝立ちみたいな感じでもOK。
1~3の一連の動きを繰り返すこと最低10回!
→テイクオフの感覚が身についちゃう気がします。
《 コツ 》
サーフィンで一番難しいのは立つ瞬間です。上のエクササイズでいうと2から3にいく瞬間。バランスを保ちながらスムースに立つためのコツが2つあります。
1) 手をつく位置は重心の近く
両手をつく位置が前すぎるとスムースに立てません。できるだけ重心=お腹に近い場所に手を置くことでスムースに立てるようになります。逆に、両手を肩より前に置いてみてください。とても立ちづらくなると思います。
2) 視点を固定すること
立ち上がる瞬間にバランスを崩さないために、視線を前に固定したまま、前足だけ胸の下に滑りこませるようにします。
視線を固定すれば頭が動かない→頭が動かなければバランスも崩れない、というわけです。
壁紙ダウンロード
上の写真が壁紙になります。
編集後記
数人の友達からサーフィン教えて!と言われたので、サーフィンデビューをネタにしてみました。いかがでしたか?
僕もGWに子供と一緒に波乗りしました。とても気持ちよかったですよ!
2012.5.7
BeachsideMagazineについて
BeachsideMagazine(ビーチサイドマガジン)は、湘南を中心に活動するデザインユニット
BeachsideWorks が、ビーチの風を湘南の風景と共にお届けするヒーリングマガジンです。
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