Information

Beachside Magazine vol.49 「海の中にカメラを持って」

aqua

波がない!そんなときあなたは・・

天気は最高、でも波がない・・。海に入るかどうか迷うくらい波がない。そんなときの楽しみとしておすすめしたいのがカメラ。
最近、ごついハウジングと違って手軽に海に持っていける防水デジカメがでてきました。今回は防水デジカメを持って海にはいってみよう!というお話。

カメラについて

僕が知る限り2007年6月時点でOLYMPUSPENTAXの2社が防水のデジカメを出している。 PENTAXの「Optio W20」は防水1.5m。OLYMPUSの「μ725SW」は防水5m。僕が持っているのはμ725SW。防塵機能に加え、高さ1.5mからの落下衝撃にも耐えられるというタフさに惹かれた。

とはいえさすがに1.5mの高さからコンクリートの上に落としたら壊れても不思議はない(もちろん試す勇気はない)が、海水浴や波乗りに持っていくことを考えると少しでもタフに越したことはない。

テスト!テスト!テスト!

まずは桶に水をはってその中にカメラをぽちゃん・・。
けっこうドキドキ。
もちろん問題なし。
当たり前だがバッテリーとメモリの蓋がしまっていることだけはしっかり確認する必要がある。

ここで1つ問題が。
水に入れてすぐわかるのだが、デジカメは水に沈む。
ということは、海で落としたら海底にまっさかさま。水深の深いところならばオジャン。そうでなくても紛失する可能性がある。

ということで、浮力のあるキーホルダーをつけてみた。
結果は失敗。カメラの重量に耐えるためには相当な浮力がないとダメなようだ。

メーカー純正のウエアラブルケース。
腕に装着するケースなのだが4千円以上もする。高くて買わないつもりだったが、他に適当な方法がみつからなかったためしかたなく購入。

ウエアラブルケースを装着して海へ入ってみた。
万が一落とした場合のことを考えゴーグルも首にかけて入った。
その日は腰サイズのそこそこ楽しめる波があったのだが、このケースは、サーフィンしながら使うのには向いていないということがすぐにわかった。
というのも、腕に固定するためのナイロン製のストラップが全く伸縮性がなく、テイクオフしようと腕を曲げると非常にきついくせに、パドルするとすぐにずり落ちる。
ストラップの調整に気をとられ、いくつかのいい波を逃したお陰ですっかり頭にきてしまった。
いい波のときには撮影などどうでもよくなってしまうので、個人的には、撮影は、海に入るかどうか迷うくらいのコンディションの時に限る、という結論に至った。

大枚はたいて買ったたウエアラブルケースをあっさり諦めるわけにはいかない。色々考えた結果、補助的に「靴下止め」を使う方式を考えついた。
ケース上部についているベロに靴下止めを通し、靴下止めで腕にしっかりと固定し、ケース本体のストラップはやや緩めに止めておく。
結果は良好。
こうすれば落ちることもなく、テイクオフの時に腕を締めるけられることもない。

もちろん、ケースがなくとも海には入れる。
ある波の小さな日、友達と2人で海に入ったものの、あまりの波の小ささに僕はいったん車に引き返し、サーフボードの変わりにデジカメを手にした。
このときケースを持っていなかった僕は、とっさにストラップにリーシュコードをつなげけた。
撮影する人間がサーフィンをしないならケースがなくともOK、ということ。

ビーチサイド流・水中撮影法

  • バッテリーとメモリの蓋がしまっていることを確認
  • 落としたときの捜索用にゴーグルを着用
  • ウエアラブルケースをつけたままサーフィンをするなら「靴下止め」を併用
  • サーフィンをしないならリーシュでも可
  • 人のライディングを撮影するなら連写機能が便利
  • カメラマンはインサイドにポジショニング!
    (でないと写真が後姿ばかりになる)
  • 指についたワックスでレンズを汚さないように注意!
  • ワックスで汚れてしまったら応急処置としてウェットの裏地で拭き取る
  • 水中を撮影するなら「水中ワイド」等のモードに切り替える
    (でないとピンぼけになる)

2~3人で海に入るならサーフボードを1枚車に置いて交替で撮影するのがオススメ!

壁紙ダウンロード

編集後記

GWの前後は仕事に遊びに忙しかったです。最近1ヶ月に1度のペースで出していたメルマガもスキップしてしまいました。でもネタはストックしていますよ。次回もお楽しみに!

ビーチサイドマガジン配信

メールマガジン配信登録

各種制作やワークショップのご相談、
取材ご依頼、ご意見、など、お気軽にご連絡ください。

音を選んでください
(あとから変更できます)

波の音はこちら
お問い合わせ